足場の設置を検討している方へ!ネットの役割や注意点を解説します!
工事をしている建物に、全体を覆うカバーがついているのを見たことがある方は多くいらっしゃるでしょう。
そのカバーのことを飛散防止ネットと言い、工事の際には設置が義務付けられています。
今回は、ネットの特徴や、ネットを使用する際の注意点について解説します。
ぜひ参考にしてください。
□足場に使用するネットについて
飛散防止ネットはメッシュシートとも呼ばれ、作業中にものが落下するのを防いだり、水や塗料が飛散するのを防いだりする効果があります。
メッシュシートという名前からもわかるように、シートには細かい穴があいています。
そのため、風通しが良く夏でも工事がしやすいことが特徴です。
夏場の作業は暑くて労力がかかるため、ネットを設置することは作業を円滑に進めるのに重要になります。
また、塗料は独特のにおいがありますが、そのにおいが充満するのを防ぐ効果も期待できます。
メリットの多いネットですが、以下のようなデメリットがあることも覚えておきましょう。
それは、風が強い場合に足場を崩す原因になってしまうことです。
風による影響を受けやすいため、天候不良によって強い風が吹きそうな場合には事前の準備が大切です。
足場の状態が悪くなれば、作業者はもちろん、工事している場所の近くを通る人も危険にさらされてしまいます。
安全性を高めるためには足場そのものを強化することに目が行きがちですが、ネットの補強も忘れないようにしましょう。
□ネットを使用する際の注意点とは?
ネットは作業の安全性を高めるためになくてはならないものですが、使用する際にはいくつかの注意点を理解しておく必要があります。
まず、ネットの性能が基準を満たしているかを確認することです。
基準を満たしていなければ安全性が確保できず、作業が危険になる場合があります。
また、ネットを取り付ける際に水平方向に一定の間隔を設ける必要があります。
具体的には、鉄骨外周に使用する場合には4メートル以下の間隔にする必要があります。
そして、ロープもメーカーが指定しているものを使用しましょう。
□まとめ
今回は、足場工事には欠かせないネットについて解説しました。
ネットはメリットが多く、足場工事を効率的に進めるために必ず必要なものです。
しかし、使用する際には紹介したように注意点があるので気をつけましょう。
当社は1つ1つの現場に魂を込めて施工しております。
何か気になることや分からないことがある方は、当社までお気軽にご相談ください。