建物の工事をする際には足場が欠かせません。
作業効率を良くしたり、作業者の安全を確保したりする足場ですが、一口に足場と言ってもその種類はいくつか存在します。
それぞれ異なる特徴があるため、工事の目的や対象に合ったものを選ぶことが大切です。

今回は、足場の種類と特徴、工事期間について解説します。
ぜひお役立てください。

□足場工事の種類と特徴について

足場工事で使用される足場の種類としては、以下のようなものが存在します。

1つ目は、単管足場です。
これは、単管を組み合わせてつくる足場のことを言います。
鉄パイプを組み合わせているだけですので、安全性の面では少し危険であるというデメリットがあります。

しかし、コストは他のものと比べて安価で、組み立ての自由度が高いというメリットがあります。

2つ目は、くさび式足場です。
凹凸のある金具をハンマーを使用して組み立てるのがこの足場です。
高さ31メートル未満の、大きくはない建物に主に使用されます。
使用する部材がユニット化されているのが特徴で、ハンマー1つで組み立てられるため設置や解体が比較的容易です。

3つ目は、枠組足場です。
これは、現在最も多く使用されている足場で、見たことがある方も多いでしょう。
汎用性が高く、橋梁工事や建築工事などの幅広い場面で使用されています。
工場で生産された強度の高い部材を使用するため、安全性が非常に高いことがメリットとして挙げられます。

□足場工事の期間はどのくらい？

ここからは、工事の期間について解説します。
解説するのは戸建て住宅の仮設足場の工事期間ですので、一般的な住宅で足場工事を行う方はぜひ参考にしてください。

まず、新築工事の場合は、屋根や外壁などの外回りの工事が終わるまでの3から4ヶ月程度が工事の期間になります。
そして、リフォーム工事の場合にはその範囲や高さによっても異なりますが、3日から1ヶ月半程度かかることが多いです。

仮設足場の場合は、解体作業自体は1日以内に完了します。
そのため、足場は工事が始まる直前に設置されて、工事が完了するまで置かれるということを覚えておきましょう。

□まとめ

今回の記事では、足場の種類や工事期間について解説しました。
種類によってメリット・デメリットがあるので、慎重選ぶことが大切です。
当社は幅広い足場工事に対応しております。
足場に関して何か分からないことがございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。