足場工事をご検討の方必見!足場の防音シートについて紹介します!
建物の工事現場で、「防音」と書かれたシートを見かけたことがある方も多いでしょう。
もし、防音シートが無ければ、工事にどのような支障をきたすのでしょうか。
そこで今回は、防音シートの必要性と施工会社選びのポイントをご紹介します。
□足場工事で防音シートが必要な理由とは?
工事中の建物に覆いかぶさっている防音シートは、足場でよく使われる養生シートの1種です。
見た目はグレーか銀色が多く、厚さは0.5ミリメートルから1.0ミリメートルほどで「防音」と書かれており、馴染みのあるものだと思います。
防音シートは、遮音性が高いので足場の工事や大きな作業音のする現場で欠かせないものです。
防音シートの特徴はメッシュのシートとは異なり、生地の繊維を密に編み込んでおり、光や風を通しにくくしていることです。
ポリエステルの生地に樹脂製のフィルムを貼っているものが基本ですが、使用する素材によって、耐候性や防汚性が変わります。
購入の前には、必ず使用されている繊維を確認しましょう。
また、防炎シートは防音シートの代わりにはならないことに注意しましょう。
防炎シートも、防音シートと同じように風や光を通しにくい特徴があります。
しかし、防音シートのように隙間を作らないように重なり部分を作るオーバーラップが、防炎シートにはないので、風を通さない仕組みを徹底しない限り防音効果は見込めません。
防音シートは、ひもで結束していきます。
重量があるので、高所での作業は特に細心の注意が必要であり、風の影響を受けやすいので、確認作業を怠ってはいけません。
□会社選びのポイント
施工業者を選択する際には、「ボロボロの防音シートを使っていない」「会社名入りの防音シートを使っている」「古くても綺麗に防音シートを使っている」この3点をしっかり見ておきましょう。
ボロボロの防音シートでは、本来の機能を果たすことなく、騒音やホコリやチリが漏れてしまいます。
解体工事のクレームの多くは、騒音や粉塵に関するものです。
ボロボロの防音シートを使っている会社は、物の扱いが乱雑とも捉えることができるので注意が必要です。
また、会社名入りの防音シートを使用している会社は、クレームも少なく自信を持って行っています。
そして、消耗品の防音シートにわざわざ会社名を入れていることから、利益を多く出しているとも言えます。
多くの場合、よい工事を行ってくれるので、安心して任せられます。
また丁寧さと高い技術により、防音シートを綺麗に使い続けることができます。
新品を使っているかではなく、綺麗に使っているかをチェックしましょう。
□まとめ
防音シートは、大きな作業音のする工事には欠かせないものです。
もし防音シートが無ければ、近隣とのトラブルが生まれてしまうこともあります。
スムーズに、そしてトラブルなく作業を進めていくためにも、防音シートの性質だけでなく、使い方も理解しておきましょう。